【7/5 DevIO札幌直前インタビュー】クラスメソッドAWS部門のトップに聞くクラメソの上手な使い方 #devio2024

せーの

2024.07.03

こんにちは、せーのです。

いよいよ2024/07/05(金）に「DevelopersIO 2024 Sapporo」が開催されます。

今回のイベントでは2部制を採用し、昼は札幌では初となる「ビジネスイベント」を行います。
普段から技術的な内容を中心に発信を続けて、対外的にも「技術屋さんが集まっているところ」として認識されているクラメソですが、実は去年よりあたらしいスローガンとして「技術をもっと経営の中心に」をかかげ、より一層「技術とビジネスの融合」を目指しています。
今回のビジネスイベントも、クラメソ的に 本気で「ビジネス課題」に向き合ってみよう 、という試みであります。

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※ホームページもさらっと新しくなっているのです

このブログではDevelopersIO 2024 Sapporo直前スペシャルとして、DevelopersIO 2024 Sapporに参加する社内外の方にミニインタビューを行い、その意気込みや当日の内容を少しだけお見せいたします！

クラスメソッド AWS事業本部長菊池修治

https://youtu.be/0X2mZxUkPH4

どんな人？

今回はクラメソのコアと言ってもいい、AWS部門のトップであるAWS事業本部長の菊池さんからお話を聞いてみました。
前回の大森さんに続いてのえらい人ですね。
普段あまりお話しない人なのでちょっと緊張しました。話してみた感じは「こちらの意図を理解するのが速い」という印象ですね。インタビュー内容の説明もあっという間に終わり、特に撮り直しもなく、非常にスムーズに撮影が進んでいきました。やっぱりこのクラスになると判断が速くなってくるんですかね。

AWS事業本部長はその名の通りAWSに関するクラメソの活動の責任者なので、AWSを使ったビジネスに関することに関しては様々な事例がインプットされていると思います。どんな話が聞けるか、楽しみですね。

AWS事業本部からみた「企業の課題」とは

AWS事業本部から見た「企業の課題」とはズバリ「クラウドの使い方」だそうです。もう基本、ですね。

事業価値としてクラウドのメリットを活かせているか

まず前提として「今のクラウドは難しい」というのが菊池さんの印象だそうです。

AWSのプレミアパートナーであり、AWSを使うことに関してはプロと言ってもいいクラメソのAWSチームでも、現在のAWSのサービス全てを深いところまで使いこなすのは相当難しい、と言います。
ましてや一般の企業の方は通常の業務がある中で AWSの最新技術を身に着けていくのにどこまで時間を割くべきなのか、というのをきちんと検証した方が良い、ということです。

確かに現時点で AWSのサービスは200を超えています。今勉強しているサービスは会社にとって有益なのかどうか、という判断は難しいですね。

そうなると必然的に「クラウドに詳しい人材を雇う」という方向性になっていくのですが、その際にも 事業価値を最大化するためには、という目的を見失わないようにした方が良いです。例えば小売や飲食、といった業界では「テクノロジーを最大化する」というより 「商品価値を最大化する」方が大事 なので、社内にある程度テクノロジーを扱えるエンジニアがいるのなら、外部にオフロードしていくのも一つの方法、と菊池さんは捉えています。

企業の課題はほぼ共通、でも差別化できない

菊池さん様々な企業からの相談を受けていて感じるのは、企業が抱える課題、特にベースラインとなる セキュリティやガバナンスについての課題はほぼどこの企業も共通 である、というものです。
しかしながらセキュリティやガバナンスといった管理の部分は直接事業価値をあげるものではありません。ここにどれだけコストやリソースをかけても他の企業と差別化を図るのは難しいです。

なので、こういった守りの部分は外部のサービスやノウハウを使う、共通化、自動化してしまう、など、極力手間をかけずに作ってしまった方がいい、とのことです。
クラメソのような会社はこういったセキュリティやガバナンスについてのガイドラインやサービスが既に用意されているので、このような「事業のコアではない部分」や「最新技術のキャッチアップ」のようなものはクラメソのような会社を使ってなるべく省力化し、本当に注力しなければいけない部分にリソースを割いてほしい、とのことでした。